吹田市古江台、北千里駅前の眼科|医療法人 井口眼科 いのくち眼科

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近視抑制治療(リジュセアミニ点眼液0.025%)のご案内

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今春より近視抑制の点眼治療を開始しております。(自由診療となります。)

近視の進行を抑える目薬
(リジュセアミニ点眼液0.025%)について

この薬は眼球の前後の長さが伸びるのを抑えることで、近視の進行を抑制することが期待できます。
1回1滴、1日1回就寝前に点眼します。毎日続けて点眼することで、近視の進行を抑制することが期待できます。

対象となる方

  • この薬は等価球面度数が-0.5Dもしくはそれを超える近視患者眼球が対象となります。
  • 国内治験の対象患者は5~15歳で調節麻痺下における両眼の他覚的等価球面度数が-1.0Dから-6.0Dの進行性の近視患者となっています。(近視の進行が安定する10代後半まで治療を続ける事が望ましいと言われています。)

特徴

  • 日本で初めての近視進行抑制点眼剤です。
  • 通常は1回1滴、1日1回就寝前に点眼します。(継続して点眼する事で効果が期待できます。)
  • 国内治験の対象患者は5~15歳で調節麻痺下における両眼の他覚的等価球面度数および眼軸長を使用とした試験において近視進行抑制効果が認められています。
  • 36ヶ月(3年)に渡る長期な進行抑制効果が認められています。

効果

  • 投与24か月後、プラセボ(偽薬)群と比較して調節麻痺下他覚的等価球面度数の投与前からの変化量において優越性が検証されています。
  • 投与24か月後、プラセボ(偽薬)群と比較して眼軸長の投与前からの変化量において優越性が検証されています。

近視抑制治療の費用

治療スケジュール費用(税込) 検査項目
初回 診察・検査費用(5,000円)+点眼薬費用(4,000円/30本)
2回目(初回から1ヶ月後) 診察・検査費用(3,000円)+点眼薬費用(12,000円/90本)
3回目(初回から3ヶ月後) 診察・検査費用(3,000円)+点眼薬費用(12,000円/90本)

近視抑制治療の流れ

初診・治療開始

初診・治療開始問診、検査の上診断。自由診療の内容に同意が得られれば点眼薬を処方し、治療を開始します。通常、1日1回、就寝前に点眼します。

再診(2回目)

治療開始から約1ヵ月後に効果、眼の状態、使用状況に問題がないことを再診で行います。

再診(3回目以降)

基本、3ヶ月に一度定期検診を実施いたします。

注意事項

  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 緑内障、狭隅角や浅前房などの眼圧上昇の素因がある。
  • 他に薬などを使っている。(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください。)
  • 本治療は、近視の進行を抑えることを目的としています。ただし、完全に近視の進行を止めることはできません。
  • この治療は視力を回復させるものではありませんので、近視の程度に応じて眼鏡等での視力矯正が別途必要となります。

リスク・副作用

  • 点眼後、一時的に目がかすんだり、まぶしく見えたりすることがありますので、必ず就寝前に点眼してください。就寝前に点眼しても、翌日までまぶしく見えることがあります。症状が回復するまでは落下の恐れがある遊具の使用、自転車や自動車などの運転、機械の操作は行わないでください。必要に応じてサングラスをかけるなど、太陽の光や強い光を直接見ないようにしてください。
  • 治療期間中および中止後は、定期的に眼科を受診して、近視の進行状況を確認する検査を受けてください。
  • 医師の指示なしに、点眼するのを止めないでください。近視が急激に進行することがあります。